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IdeaPad Y560のレビューの続きです。
前回の記事ではIdeaPad Y560のインターフェースや底面スロットの内容 について掲載しました。

今回の記事では掲載している Y560 の構成と、ベンチマークテストの結果を掲載します。

3DMark11 physcs test
3DMark11

今回掲載している IdeaPad Y560 は、型番0646JKJの量販店モデル。

現在、大体12万前後で販売されている製品で、
ウェブで販売されているマシンとはプロセッサの種類やHDDの容量などがやや異なりますが、
性能や機能的にそう大きく変わるものではありません。

構成内容はウェブの最上位モデルよりも若干落ちると思われる程度で、
パフォーマンスはほぼ同じと考えて良いと思います。

ただ、ウェブにはクーポンなどの特典が付く事がありますので、
そういった意味ではウェブモデルの方が内容的に有利かもしれません。

というわけで以下、その IdeaPad Y560 の構成と各種ベンチマークの結果です。



最初に、IdeaPad Y560 の構成です。

冒頭でも述べたとおり、掲載しているのは量販店で販売されている型番0646JKJのモデル、
プロセッサにCore i7-720QMを搭載したマシンです。

IdeaPad Y560 speccyの内容

【IdeaPad Y560(0646JKJ)の主な構成】

OS: Windows 7 Home Premium 64bit
プロセッサ: Core i7-720QM(1.6GHz、TB時最大2.8GHz/L3 6MB)
チップセット: HM55 Express
メモリ: 4GB(PC3-10600 DDR3/最大8GB)
ストレージ: 640GB(5400rpm)
グラフィックス: Radeon HD 5730(1GB)
ディスプレイ: LEDバックライト搭載 15.6型HD(1,366×768)、光沢あり
無線機能: CentrinoR Advanced-N 6200 AGN、Bluetooth
光学ドライブ: Blu-rayコンボ・ドライブ
バッテリー: 6セル
サイズ: 幅 385 × 奥行 255 × 高さ 20-33(mm)
重量: 約2.7kg

上記の量販店モデルとウェブモデルとの違いは、HDDの容量とプロセッサ。
他には目だった違いは見られません。

ウェブモデルではプロセッサに Core i5-460M と Core i7-740QM、
またHDDには500GBと750GBのモデルが用意されています。

それに対し、IdeaPad Y560 の量販店モデル(0646JKJ)はプロセッサに Core i7-720QM、
ストレージには640GBのHDDを搭載しています。


ちなみに、以前の Y560 にはSSDを搭載したモデルが提供されていたはずなのですが、
現在はHDDを搭載したモデルの提供のみとなっています。



次に、IdeaPad Y560 で行った、各種のベンチマークテストの結果です。


【エクスペリエンス・インデックス】

IdeaPad Y560 のエクスペリエンス・インデックスのスコア

プロセッサ  7
メモリ  5.9
グラフィックス  5.9
ゲーム用グラフィックス  5.9
プライマリ ハードディスク  5.9

IdeaPad Y560 の基本スコアは5.9
プロセッサ以外の数値がきれいに数字が並びました。

全体的にパフォーマンスはよく、快適に作業が行えます。

下のゲーム系のベンチマークを見れば分かりますが、
3Dゲーム等も高負荷なものでなければ大抵のものは余裕でプレイできます。



【CrystalMark 2004R3】

CrystalMark 2004R3のスコアです。

IdeaPad Y560 CrystalMark 2004R3のスコア

Mark ・・・ 130941
ALU ・・・ 29247
FPU ・・・ 27425
MEM ・・・ 30024
HDD ・・・ 9060
GDI ・・・ 8096
D2D ・・・ 2850
OGL ・・・ 24239

CrystalMark 2004R3 各項目の意味

エクスペリエンス・インデックスを細かく再分化したような内容のベンチですが、
見ると分かるとおり、3D性能(OGL)がかなり高いです。

プロセッサのスコアは中の上か、上の下程度だと思います。



【3DMark06】

3DMark06。
先日3DMark11がリリースされたので、旧タイプのベンチマークとなります。

IdeaPad Y560 3DMark06のスコア

IdeaPad Y560 3DMark06のスコア詳細

3DMark score ・・・ 8083
SM 2.0 Score ・・・ 2894
SM 3.0 Score ・・・ 3596
CPU Score ・・・ 3166

3DMark scoreは8083。
スコアからは、非常に3D性能が高い事がよく伺えます。

なお、今回3DMark11が公開されたという事で、そちらのテストも行ってみました。



【3DMark11】

3DMark11

IdeaPad Y560 3DMark11のスコア

IdeaPad Y560 3DMark11のスコア詳細

3DMark score ・・・  P1147
Graphics score ・・・  1018
Physics score ・・・  4249
Combined score ・・・  1009

ベンチマークの内容は3DMark06とは大きく異なり、
Graphics Testが4つ、Physics Test Combined Test が1つずつ用意されています。

Physics TestはCPUベースのテスト、Combined TestはCPUとGPUを同時に利用したテストとなります。

現時点では他に比較できるデータが手元にない為、
上記のスコアがどの程度のものなのかを完全に把握する事ができないのですが、
3DMark06の結果より、3Dパフォーマンスに関しては問題ないでしょう。



【モンスターハンターフロンティア 絆】

モンスターハンターフロンティアの絆、新しいバージョンのベンチマークです。

IdeaPad Y560 モンスターハンター フロンティア 絆のスコア

平均 ・・・ 3408~3696


【デビル メイ クライ 4】

こちらはデビル メイ クライ 4。

IdeaPad Y560 デビル メイ クライ 4のスコア

平均fps ・・・ 74.66~131.24
RANK ・・・ S


【FINAL FANTASY XI】

そしてFINAL FANTASY XI。
旧バージョンのベンチマークです。

IdeaPad Y560 FINAL FANTASY XIのスコア

LOW ・・・ 8972
HIGH ・・・ 6154

FF XI をプレイするには全く問題のない、高いスコアです。



今回の IdeaPad Y560、パフォーマンスはかなり高いと思います。
普段の操作も非常に快適に行えますし、アプリケーションの起動なども速いです。

ただ、ゲーム向け・・というまでには、少し頼りない部分もあるかもしれません。

最近のゲーム向けモデルは非常にハイスペックな為、
それと比較するとどうしても劣ってみえるという理由もあるのですが、
構成内容的に、高負荷なゲーム(FF14のような)には向きません。
(ゲームメインの用途にこのマシンを買う方はそれ程おられないと思いますが)

高負荷なゲームでなければ全く問題ありませんので、そういったゲーム目的の方や、
エンターテインメント機能を重視される方には特に向いていると思います。

様々な面白い機能が搭載されたモデルですので、色々な用途に使えそうです。
(機能に関しては、後日詳しく掲載します)


ちなみに上記に掲載したベンチマーク、
FINAL FANTASY XIに続いて FINAL FANTASY XIV も行ってみたのですが、
起動させるとすぐに動作が停止してしまい、実行する事ができません。

この状況は、ディスプレイドライバのバージョンが古い事に起因します。
(以前にも他メーカーのマシンでFF14のベンチを行った際に起こりました)

というわけで、ディスプレイドライバのアップデートとFF14のベンチ結果に関しては、
次回の記事で詳しく掲載したいと思います。