日本HPの個人向けノート新製品である HP ENVY14 Beats Edition のレビューです。
(前のENVY14記事→ HP ENVY14 を初期状態にリカバリー & リカバリーの仕組みなどの話

今回の記事では掲載している HP ENVY14 の構成と、
このマシンで行った幾つかのベンチマークテストの結果を掲載したいと思います。

HP ENVY14

HP ENVY14 は、日本HPが展開する個人向けノートPCの中では最上級に位置付けされているシリーズ。
仕様は固定ではありますが、ウェブモデル、量販店向けモデルとも総じてスペックは高めです。

今回掲載している HP ENVY14 の構成は量販店向けモデルのもので、
ウェブモデルよりも下位のプロセッサ、回転数の低いHDDを搭載しているのですが、後はほぼ同じ。

パフォーマンスに拘るのであれば一応ウェブモデルをお勧めしますが、
量販店向けモデルがウェブモデルと比較して大きく劣るという事はないです。

ちなみにこの ENVY14、個人向けノートで最上級のシリーズではありますが、
内容的にはdv7を最上の内容にカスタムしたモデルよりも、スペックはやや低いです。
※dv7・・ENVYが登場する前は、dv7が最上級モデルだった

自分的には、このシリーズは性能だけではなく、エンターテインメント機能やデザイン等は勿論、
ブランドイメージを含めて最上級のモデルに位置づけている
のではないかと考えています。

とはいっても、この ENVY14 はシリーズ第一弾の製品ですので、
今後さらにハイスペックなモデルが出てくるのかもしれませんが・・

というわけで前置きが長くなりましたが、
以下、今回掲載している HP ENVY14 Beats Edition の主な構成とベンチマーク結果です。



まず最初は、HP ENVY14 Beats Edition の主な構成です。

【HP ENVY14 の主な構成】

HP ENVY14のspeccyの内容

【HP ENVY14 Beats Edition の主な構成】

OS: Windows 7 Home Premium 64bit
プロセッサ: Core i5-460M(2.53GHz、TB時最大2.8GHz/L3 3MB) ウェブモデルはCore i7-720QM
チップセット: HM55 Express
グラフィックス: Radeon HD 5650(VRAM:1GB)
メモリ: 4GB(PC3-10600 DDR3 SDRAM)/最大8GB/スロット数2)
ストレージ: 640GB(7200rpm)  ウェブモデルは5400rpm
ディスプレイ: 14.5型HD(1,366×768)、光沢あり
無線機能: IEEE802.11a/b/g/n、Bluetooth
光学ドライブ: スロットイン方式のDVDスーパーマルチドライブ

上記のような内容となります。

価格はウェブモデルだと¥139,650(税込)~、量販店モデルはオープン価格との事ですが、
ウェブモデルよりも多少安価な価格になる事が想像されます。
(見た所、大体13万前後)

あとここでは詳しく触れませんが、このモデルは使用しているグラフィックスを、
内蔵GPU、ディスクリートGPUといった具合に切り替える事ができる機能を搭載しています。
デフォルトではパフォーマンスの高いディスクリートGPU(Radeon HD 5650)が動作

グラフィックスについてはまた、後日の記事で紹介したいと思います。

では以下、上記構成のモデルで行った、
ベンチマークテストの結果を見ていきたいと思います。



【Win エクスペリエンス・インデックス】

HP ENVY14 Win Exインデックスのスコア

プロセッサ  6.9
メモリ  5.9
グラフィックス  6.7
ゲーム用グラフィックス  6.7
プライマリ ハードディスク  5.9

基本スコアはメモリ、プライマリ ハードディスクの5.9
構成的に超高性能というほどではないですが、全体的にかなりパフォーマンスは高め。

ENVY14 はカスタマイズの出来ないモデルですので、性能が高いモデルがよければウェブモデル、
別に拘らないのであれば量販店モデルでもOKです。



【CrystalMark 2004R3】

HP ENVY14 CrystalMark 2004R3のスコア

Mark ・・・ 127334
ALU ・・・ 34460
FPU ・・・ 34484
MEM ・・・ 19694
HDD ・・・ 8280
GDI ・・・ 10566
D2D ・・・ 2194
OGL ・・・ 17656

HP ENVY14 のCrystalMark 2004R3のスコアです。
各項目の意味については以下の通り。

CrystalMark 2004R3 各項目の意味

全体で見て、ややHDDのスコアが低めですが、それなりにハイパフォーマンスです。

HDDに関しては、このモデルは5400回転のものを使用しており、
ウェブモデルの方が回転数は高いです。(7200rpm)

ここ(HDD)が上がれば、システム全体のパフォーマンスが底上げされるのではないかと思います。



【3DMark06】

HP ENVY14 3DMark06のスコア

3DMark score ・・・ 6972
SM 2.0 Score ・・・ 2499
SM 3.0 Score ・・・ 3070
CPU Score ・・・ 2966

ENVY14 の3DMark06の実行結果です。
3D性能はそれなりに高く、これまでの標準的な3Dゲームであれば、普通にプレイできるスコアです。

最新性能のゲームに関しては難しいですが、
ゲームをする為にこのモデルを購入される方は多分いないでしょう。



【大航海時代 Online】

HP ENVY14 大航海時代 Onlineのスコア

平均 ・・・ 1752~1777

ENVY14 の大航海時代 Onlineのベンチマーク結果。
このベンチは多少3D性能が低くても普通に動作します。

ENVY14 では余裕のスコアです。



【モンスターハンターフロンティア 絆】

HP ENVY14 モンスターハンターフロンティア 絆のスコア

平均 ・・・ 2885~2911

モンスターハンターフロンティアの新しいバージョン(絆)のベンチマーク結果です。
まあ普通に快適に動作するだろうというスコア。



【デビル メイ クライ 4】

HP ENVY14 デビル メイ クライ 4のスコア

平均fps ・・・ 58.31~108.38
RANK ・・・ A

ENVY14 のデビル メイ クライ 4のスコアです。
RANKはA、平均fpsは58.31~108.38。

以前にも書いたように思いますが、fpsというのは1秒間に表示可能なフレーム数の事で、
この値が高いほど、映像を滑らかに美しく表示させる事が可能です。

上記のスコアは、デビル メイ クライ 4をプレイするには問題のないスコアです。



【FINAL FANTASY XI】

FINAL FANTASY XIベンチマーク

LOW ・・・ 8206
HIGH ・・・ 5579

ENVY14 のFINAL FANTASY XI(旧ベンチ)のスコア。
プレイには全く問題のない、高いスコアが出ました。

という事で、最新の FINAL FANTASY XIV のベンチマークも行ってみました。



【FINAL FANTASY XIV】

FF14ベンチ キャラクター選択

キャラクターはエレゼンを選択。



HP ENVY14 FINAL FANTASY XIV LOWのスコア

こちらはLOWのスコア。



HP ENVY14 FINAL FANTASY XIV HIGHのスコア

そしてHIGHのスコア。

LOW ・・・ 1426
HIGH ・・・ 749

このような結果になりました。
かなり厳しいスコアです。

というか、プレイは無理です。



ちなみに実際の操作ですが、マシンやアプリケーションの起動など、
パフォーマンスの割りにやや遅く感じられる部分もあり、
総合すると「程々にハイパフォーマンス」と言う感じです。

ただ、上でも少し書きましたが、このモデルで3Dゲームを日常的に行ったり、
負荷の高いアプリケーションを使用される方はあまりいないと思います。

ENVY14 の特徴であるマルチメディア機能全般に関しては快適に使用できるレベルであり、
用途的に十分なスペックを持ち合わせたモデルではないかと感じます。


なお、ウェブと量販店、どちらのモデルも性能的にはそう大きく変わらないとは思いますが、
ウェブでは特典が付いたり、キャンペーンが行われている事もあります。

自分であれば、どうせ購入するのであればCore i7モデルが良いので(費用の差も僅かなので)
ウェブでキャンペーンや特典が付く時を狙って購入するかなあと思います。



HP ENVY14 の構成とパフォーマンスについては以上となります。

次の記事では、HP ENVY14 に標準で搭載されている、
各種のソフトウェアについて簡単に触れてみたいと思います。

これまでのHPのマシンでも、バンドルソフトの紹介をした事はありますが、
今回の HP ENVY14 Beats Edition は、それらのモデルとは違ったソフトウェアが幾つか搭載されており、
利用される方にはとても便利です。

というわけで興味がありましたら、次記事も是非ご覧下さい。