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最新モデルのCF-J9(レッツノート J9)レビューに引き続き、
今度は12.1型のWXGA液晶と光学ドライブを搭載した レッツノート S9(CF-S9)のレビューです。

S9のスーパーマルチドライブ

この レッツノート S9 は、J9 のような新しいシリーズではなく、
従来のモデルの筺体はそのままに中身を一新させた、リニューアルモデル。

元々ユーザー評価の高かった従来モデルを更に進化させたのが今回の S9 秋冬モデルの特徴で、
標準電圧版のプロセッサをはじめ、HDDの容量アップ、バッテリー駆動時間の延長など、
様々な部分でモバイルPCとしての性能を向上させました。

特にプロセッサにはCore i5-560M、S9 プレミアムエディションにおいては Core i7-640Mを搭載するなど、
標準電圧版プロセッサの搭載によってより高速な処理を可能にした部分は、
10.1型の J9 と同じく S9 冬モデルの大きなポイントで、快適な作業環境をユーザーに提供します。

なお、現在最新シリーズの J9 が高い人気を集めているとの事ですが、
それでもまだまだこの レッツノート S9 を支持するユーザーは数多くおり、J9 とはまた違う、
光学ドライブを搭載したモバイルPCとして、今後も着実に販売台数を延ばしていく事は間違いないでしょう。

というわけで今回の記事では J9 を意識しつつ、
12.1型のモバイルPC レッツノート S9 の詳細に触れてみたいと思います。




まず最初は、レッツノート S9 の外観とインターフェースの内容確認です。



レッツノート S9 全体

レッツノート S9の全体写真。
ボディカラーはグレイッシュメタルボディを採用。

12.1型の液晶を搭載しているので、J9よりも一回り大きい感じのサイズです。



レッツノート S9 左側面

S9 の左側面。
LAN、ACコネクタ、排気口、HDMI、USB2.0×2基を搭載。



レッツノート S9 右側面

S9 の右側面は、メモリーカードスロット、PCカードスロット、USB2.0、
外部ディスプレイコネクタ、セキュリティケーブルスロット



レッツノート S9 前面

S9 の前面です。



前面のスイッチやランプ

前面左側には電源、インジケーターランプ、無線LANのオンオフスイッチ、
ヘッドフォン出力にマイク入力端子
を配置しています。



前面のドライブの開閉スイッチ

S9 の前面右側には、DVDスーパーマルチドライブの電源&オープンスイッチがあります。
このスイッチを入れると・・



レッツノート S9 シェルドライブ

このようにパームレスト部分のドライブの蓋が開きます。

このドライブはパナソニック独自の「シェルドライブ」というもので、
蓋の形状が貝柄のような構造をしている事よりそう呼ばれます。



シェルドライブ上部

S9 のシェルドライブを上から。

このような構造を採用する事によって、省スペース化、強度アップ、
トレー型ドライブの約4分の1の重量を実現しているそうです。



レッツノート S9 背面

背面には何もありません。



レッツノート S9 キーボード

レッツノート S9 のキーボード全体。
キーボード、ホイールパッドは、他のモデルのそれと同じです。

ただ、今回のS9 は従来のスクエア型のキーを採用しているのに対し、
最新の J9 ではリーフ型のキーを採用しています。



キーボード左半分

キーボード右半分

キーボード左下のFnCtrlは、自分好みの配列です。



レッツノート S9 液晶

レッツノート S9 のディスプレイには、12.1型WXGA(1280×800)の非光沢液晶を採用。



レッツノート S9 底面

S9 の底面。



レッツノート S9 トップパネル

S9 の天板。
天板のカラーにもグレイッシュメタルを採用しています。

なお、店頭モデルではボディカラーや天板のカラーは選択できませんが、
ウェブモデル(マイレッツ倶楽部モデル)では数種の中より選択可能です。



天板のカラーバリエーション

天板のカラーバリエーションは全9種
通常のマイレッツ倶楽部モデルは6色の中より、プレミアムエディションでは9色より選択できます。



では次に、レッツノート S9 の主な構成とパフォーマンスです。

【Let’snote S9(CF-S9)の主な構成】

プロセッサ:Core i5-560M(2.66GHz、TB時最大3.20GHz)
チップセット: QM57 Express
グラフィックス: HD グラフィックス
メモリ: 4GB(最大8GB)
ストレージ: 500GB(5400rpm)
ディスプレイ: 12.1型WXGA(1280×800)、光沢なし
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ,
無線機能: Centrino Advanced-N + WiMAX 6250

上記構成のモデルは店頭で販売されている、CF-S9Lとなります。

パナソニックの直販サイトで販売されているマイレッツ倶楽部モデル(ウェブモデル)においても、
プロセッサには上記の店頭モデルと同じ Core i5-560M を搭載していますが、
ストレージや無線LANなどは、ウェブモデルの構成のほうがやや上位となります。

なお、同じくウェブモデルのレッツノート S9 プレミアムエディションについては、
Core i7-640MやSSDなど、全体的にかなりハイスペックな構成
となっており、
より高性能でよりサポートの厚い S9 を求める方に人気です。




上記の構成の レッツノート S9 のエクスペリエンス・インデックス スコアは・・

レッツノート S9のエクスペリエンス・インデックス

プロセッサ  6.9
メモリ  5.9
グラフィックス  4.2
ゲーム用グラフィックス  5.1
プライマリ ハードディスク  5.8

基本スコア(最低値)はグラフィックスの4.2

このモデルのグラフィックスは、CPUの内蔵グラフィックスですので、
他のスコアに比べるとやや低めの数値となっています。

ですが、S9 で用意されている構成の中では下位のプロセッサを搭載したモデルにもかかわらず、
このパフォーマンスを出せるというのは中々のもの。

コンパクト、軽量なモバイルPCでありながら、
スタンダードサイズの14、15型~のモデルと変わらないパフォーマンス
とあっては、
人気があって当然だという気もします。

実際、レッツノートは 日経パソコンの2010年版 パソコン満足度ノート部門にて、
総合満足度第1位という評価を得ているのですが、その中でも特にSシリーズの評価が高いとのこと。

自分に関しても、もしも今レッツノートを購入するのであれば、
確実に今回掲載した12.1型の S9 か、最新の10.1型 J9 を選ぶと思います。


では、一体どちらのモデルを購入するだろうか?と考えてみたのですが、
それについてはまた次回・・

・・次記事では、レッツノート S9、J9 の両者を比較したその違いや、
どういった場面での利用が便利であるのかなど、自分の考えをまとめてみたいと思います。