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ゲーミングPCでおなじみのメーカー ドスパラが販売する、
Core i3搭載、15.6型液晶のノートPC「 Prime Note Critea DX (プライム ノート クリテア DX)」のレビューです。

Prime Note Critea DX

今回掲載する製品は、ゲーマーやクリエイター向けの超ハイスペックPCなどではなく、
一般的に言うビジネス向け、それなりのパフォーマンスを意識しながらも価格を低く抑えた製品で、
どちらかというとドスパラでは地味な部類に分類されるノートPC。

ドスパラでマシンを購入されるユーザーは、
やはりゲームの可能なハイスペックモデルを求められる方が圧倒的に多いとの事ですが、
ビジネス向けと思われるモデルもいくつかラインアップされており、需要はあるようです。

今回の Prime Note Critea DX に関しては、構成には特に目立つ部分はありませんが、
Core i3を搭載するなどマシンの用途を考えた場合のパフォーマンスは十分、
光学ドライブや無線LAN、Bluetoothを搭載し、USBポートは4基と多めなのが嬉しい所です。

またキーボード右側にはテンキーを搭載。

通常のキーとテンキーとの間に境が設けられていない事や、キーの配列が3列である事など、
決して使い勝手の良いテンキーとはいえないかもしれませんが、
安価ながら業務用PCとしての実用性は備えています。

というわけで今回は、Prime Note Critea DX の外観写真やインターフェースの内容、
実際のパフォーマンスなどについて詳しく触れてみたいと思います。



まず最初は、インターフェースの確認です。

Prime Note Critea DX

Critea DX の正面全体。
ディスプレイには、15.6型ワイドHD(1366×768)の光沢液晶を搭載しています。

自分的には、ビジネスモデルは非光沢液晶・・だと思うのですが、
一応ビジネス向けとは言っても、単なる家用のノートとかそういった用途も多そうなモデルですので、
そう気にされる方はいないのかもしれません。

ディスプレイの上部には、130万画素のウェブカメラを内蔵。



Critea DX 左側面

Critea DX 左側面ポート拡大

Critea DX の左側面。
左からVGA、排気口、LAN、USB2.0、Expressカードスロット(下)、USB2.0、メモリカードスロット

非常に細かい事なのですが、USBポートの位置が若干上下にずれているのは、
隣接させた状態よりも使い勝手が良いと思います。

と言うのも、幅のあるデバイスをUSBポートに接続する場合、
ポートが隣接していると隣に干渉してしまい、使い難くなってしまう事があるのです。



Critea DX 前面

前面には特に何も無し。



Critea DX 右側面

Critea DX の右側面。

左からマイク入力、ヘッドフォン出力、USB2.0×2、DVDスーパーマルチドライブ、
電源コネクタ、セキュリティロック・ケーブルスロット

USB2.0ポートが左右あわせて4基搭載されています。
この部分も○です。


ちなみに、少し前に掲載した最新ゲーミングノート Prime Note Galleria IW2 のインターフェースの配置は、
一般的なモデルと比較すると若干変わっている部分があるというか、
この部分のスロットや端子は逆に配置されていれば良いのに・・と思うものもあったのですが、
このモデルは大体標準的なインターフェースの配置です。



Critea DX トップパネル

Critea DX トップパネルを拡大

Critea DX のトップパネル。
小さな凹凸のあるパターンを組み合わせた、やや艶を抑えた金属が使用されています。

反射の関係でシルバーに見えるのですが、カラーはブラックに近いです。
指紋がつきにくくて良いと思います。



Critea DX キーボード

キーボード左

キーボード右"

Critea DX のキーボード。
冒頭でも述べましたが、Critea DX のキーボードはテンキーつきです。

ですが3列だと言う事と、テンキーと左側の通常キーとの境が特に設けられていないので、
若干使い勝手が悪いと思う所もあるかもしれません。

その他は普通の配列だと思います。
左下のCtrlキーとFnキーの配置も一般的なものです。
(自分は普通とは逆の、Fnキーが左、Ctrlキーが右の配置が使い易かったりします)



Critea DX インジケーターランプなど

キーボード上部のベゼルには各種のインジケータランプ、一番左のボタンの機能は未確認。
スピーカーも左右に配置されています。



Critea DX タッチパッド

Critea DX のタッチパッド

一応、パッドとボタンが分離されているので使いにくいとまではいきませんが、
左右のボタンが繋がってしまっている為、ボタン部分の使い勝手は余り良くありません。

ですが、ほぼ屋内用のノートだと考えると、
マウスを使えば良いだけの話なので特に問題にはならないと思われます。

パームレストとタッチパッドの素材は好みです。



Critea DX 底面

底面拡大"

Critea DX の底面。
スロットカバーが左右に配置されています。

左はHDD、右はメモリや無線LANのモジュールなどでしょうか。



次に、掲載している Prime Note Critea DX のパフォーマンスです。
まずはじめに主な構成を掲載します。

【Prime Note Critea DX の主な構成】

プロセッサ:Core i3-370M(2.40GHz/L3:3MB)
チップセット: HM55 Express
グラフィックス: HD グラフィックス
メモリ: 2GB(PC3-8500/最大8GB)
ストレージ: 320GB(5400rpm)
ディスプレイ: 15.6型ワイドHD(1366×768)、光沢あり
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ,
無線LAN: IEEE802.11 b/g/n、Bluetooth

見ての通り、特に特徴はない普通な感じの構成です。
上記の構成で 54,980円(税込)

ただ、このモデルの最小構成にはOSが組み込まれておらず、
カスタマイズ時に Windows 7 Home Premium 32bit、もしくは64bit を追加すると、
+1万円の 64,980円(税込)となります。

まだ新しい製品だという事と送料無料が無料だという事、そして光学ドライブや無線LAN、
320GBのHDDなどが搭載されてこの価格ですので、トータルで考えると安価だと思います。



では以下、上記構成の Prime Note Critea DX の エクスペリエンス・インデックススコアです。

Critea DX エクスペリエンス・インデックス

プロセッサ  6.4
メモリ  5.5
グラフィックス  3.9
ゲーム用グラフィックス  5.1
プライマリ ハードディスク  5.5

一番低いスコア、Critea DX の基本スコアはグラフィックスの3.9
Core i3-370M内蔵のHDグラフィックスを使用していますので、大体こんなものでしょう。

最近のマシン(Core i搭載など)は全体的にパフォーマンスが高く、
下位クラスのプロセッサ搭載マシンでもそこそこ良いスコアがでます。

Critea DX に関しても、一般的なビジネス関連の作業(文書作成や閲覧、メール)や音楽、
動画を楽しむなど、パフォーマンスはビジネス向けとしては十分だと思います。


ちなみにこの Critea DX はプロセッサなどの仕様が固定となっており、
カスタマイズできるパーツは限られていますので、よりハイスペックなモデルを・・・
となった場合、このモデルでは対応できません。

しかし、その他のドスパラのビジネスPCには、光学ドライブ無しで Critea DX よりも安価なモデルや、
Core i7 や外部グラフィックス搭載した高性能モデル等も用意されており、いずれも価格は抑え目。

自分的にドスパラというと、ハイパフォーマンスなモデルを徹底的にカスタム・・
というイメージなのですが、今回のようなビジネス系の低価格モデルも数種ラインアップされています。

比較的低価格なものも多いので、そういったモデルをお探しだという方は、
一度製品をチェックされてみてはいかがでしょうか。