2010年9月24日にレノボ直販サイトに登場した、ThinkStation C20 と C20x の詳細です。

この ThinkStation C20 と C20x は、2010年6月22日に発表・販売開始された製品で、
タイトル通り、非常にコンパクトな筐体でありながら Xeon を2つ搭載する事が可能な高性能マシン。
レノボ ThinkStation C20、C20x を発表 クラス最小サイズながら高性能

ThinkStation C20 横置き

サイズは 130mm(幅) × 427mm(高さ) × 444mm(奥行き)、容積は24リットルと、
デュアルCPU搭載のワークステーションではクラス最小のサイズとなっており、金融関係やCAD、
3Dや動画等、非常に高い処理能力を必要とするプロフェッショナルな業界向けの製品との事。

この C20 と C20x のサイズは、他のワークステーションと比べても格段に小さく、
普通に考えると、プロセッサを2つ設ける事はスペースの都合上とても難しいのですが、
スペースの問題をクリアしても、今度は冷却の面で問題が出てきます。

その問題を、筐体の上部、中央、下段それぞれに、
前から後へと空気を直線的に流すような構造をとるなど、綿密なエアフローを採用する事により解消、
効率的な冷却を実現しています。

ちなみに ThinkStation C20 は若干価格の低い廉価版C20x は C20 の上位モデルとの事ですが、
これら C20 と C20x の大きな違いは、メモリスロット数が C20x では12、C20 では6本備えているという部分。

仕様によると C20x のみデュアルプロセッサの搭載が可能となってはいますが、
現在販売中のモデルでは、C20 にもデュアルプロセッサを選択する事が可能となっています。

というわけで以下、ThinkStation C20、ThinkStation C20xの主な構成です。


【ThinkStation C20の主な構成】

OS:
Windows 7 Professional 64bit

プロセッサ:
Xeon E5506(2.13GHz/L3:4MB)
Xeon E5507(2.66GHz、TB時最大2.93GHz/L3:12MB)
Xeon E5620(2.4GHz、TB時最大2.66GHz/L3:12MB)
Xeon E5630(2.53GHz、TB時最大2.8GHz/L3:12MB)
Xeon E5640(2.66GHz、TB時最大2.93/L3:12MB)
Xeon X5650(2.66GHz、TB時最大3.06GHz/L3:12MB)
Xeon X5660(2.8GHz、TB時最大3.2GHz/L3:12MB)
Xeon X5667(3.06GHz、TB時最大3.46GHz/L3:12MB)
Xeon X5670(2.93GHz、TB時最大3.33GHz/L3:12MB)
(デュアルプロセッサ搭載可能)

チップセット:
インテル 5520 チップセット

グラフィックス:
Quadro NVS295 256MB
Quadro FX380 256MB
Quadro FX580 512MB
Quadro FX1800 768MB
Quadro NVS450 512MB
Quadro FX4800 SLI コネクター
Quadro FX4800 1.5GB
(最大2枚)

メモリタイプ:
uDIMM(1066MHz)/uDIMM(1333MHz)/RDIMM(1333MHz)
(最大24GB/スロット数6)

ストレージ:
3.5インチ 250GB/500GB/1TB HDD(7,200rpm)
2.5インチ 150GB/300GB HDD(10,000rpm)
1.8インチ 128GB/160GB/256GB SSD
(最大3台)

光学ドライブ:
DVD-ROM/DVD±RW/Blu-ray

GPU コンピューティング:
なし/NVIDIA Tesla C1060

スロット:
PCI Express x16 × 2 / PCI Express x4 × 1 / PCI Express x1 × 1 / PCI × 2

主なインターフェース:
シリアル×1、USB2.0×10(前面2、背面8)、eSATA×1、LAN、マイク入力(前面)、
ヘッドホン出力(前面)、マイク入力×1(背面)、ライン入力×1(背面)、
ライン出力(フロント/リア/センター・サブウーファー/サイド)×各1(背面)

サイズ:
130 × 444 × 427(mm)、約18.5kg(最大構成)


【ThinkStation C20xの主な構成】

OS:
Windows 7 Professional 64bit

プロセッサ:
Xeon E5506(2.13GHz/L3:4MB)
Xeon E5507(2.66GHz、TB時最大2.93GHz/L3:12MB)
Xeon E5620(2.4GHz、TB時最大2.66GHz/L3:12MB)
Xeon E5630(2.53GHz、TB時最大2.8GHz/L3:12MB)
Xeon E5640(2.66GHz、TB時最大2.93/L3:12MB)
Xeon X5650(2.66GHz、TB時最大3.06GHz/L3:12MB)
Xeon X5660(2.8GHz、TB時最大3.2GHz/L3:12MB)
Xeon X5667(3.06GHz、TB時最大3.46GHz/L3:12MB)
Xeon X5670(2.93GHz、TB時最大3.33GHz/L3:12MB)
(デュアルプロセッサ搭載可能)

チップセット:
インテル 5520 チップセット

グラフィックス:
Quadro NVS295 256MB
Quadro FX380 256MB
Quadro FX580 512MB
Quadro FX1800 768MB
Quadro NVS450 512MB
Quadro FX4800 SLI コネクター
Quadro FX4800 1.5GB
(最大2枚)

メモリタイプ:
uDIMM(1066MHz)/uDIMM(1333MHz)/RDIMM(1333MHz)
(最大48GB/スロット数12

ストレージ:
3.5インチ 250GB/500GB/1TB HDD(7,200rpm)
3.5インチ 300GB/450GB SAS HDD(15,000rpm)
2.5インチ 150GB/300GB HDD(10,000rpm)
1.8インチ 128GB/160GB/256GB SSD
(最大3台)

光学ドライブ:
DVD-ROM/DVD±RW/Blu-ray

GPU コンピューティング:
なし/NVIDIA Tesla C1060

スロット:
PCI Express x16 × 2 / PCI Express x4 × 1 / PCI Express x1 × 1 / PCI × 2

主なインターフェース:
シリアル×1、USB2.0×10(前面2、背面8)、eSATA×1、LAN、マイク入力(前面)、
ヘッドホン出力(前面)、マイク入力×1(背面)、ライン入力×1(背面)、
ライン出力(フロント/リア/センター・サブウーファー/サイド)×各1(背面)

サイズ:
130 × 444 × 427(mm)、約18.5kg(最大構成)

※緑文字は、C20 と C20x で異なる部分

上記の通り、ThinkStation C20 と C20x の違いは、
メモリスロットの数と、SASディスクの選択の有無といった部分になります。
(C20・・スロット数6、SASディスク無/C20x・・スロット数12、SASディスク有)

なお冒頭でも述べましたが、以前の仕様では C20 ではデュアルプロセッサの搭載は不可だったのですが、
レノボの直販では ThinkStation C20x だけではなく、C20 にプロセッサを2基搭載する事ができるようになり、
非常に自由度が高くなりました。

ちなみに気になる価格ですが、現時点、レノボのウェブサイトでは、

ThinkStation C20(ベーシックパッケージ)
ダイレクト価格:¥179,340~(税込) → キャンペーン価格:¥159,810~(税込)

ThinkStation C20x(ベーシックパッケージ)
ダイレクト価格:¥200,340~(税込)

上記のような感じになっており、ThinkStation C20 においては既にキャンペーン価格での販売が始まっています。

ワークステーションですので、廉価モデルの最小構成でも安価ではありませんが、
内容を考えると随分手頃に導入できる製品ではないかと思います。

特にキャンペーン価格で販売されている C20 は、2CPU構成も可能になっていますし、
クーポンを利用可能な時期に購入すれば、かなりお得に導入できるでしょう。

このモデルは一応業務用として投入されたワークステーションですが、
処理性能を求めるハイエンドユーザーの需要などもありそうな製品です。