パソコンを日常的に使用するに当たり、
なぜ電源を切っても時計が狂わないのか考えてみた事はありませんか?

単純な理由ですが、パソコンのマザーボードにはボタン電池が内蔵されており、
この電池によって時計やマシンの設定情報などが消える事なく保持されています。

電池はメーカーによって使用されているものが異なり、電池の寿命も様々。
寿命が短いものでは3~4年程度で消耗してしまうものもあるようです。

Thinkpad Edge13”の内蔵電池

今はPCも安い時代ですから、それ程長い期間使用される方は少ないのではないかと思いますが、
長く使用する場合、内蔵電池の寿命が訪れる前に新しい物に交換する必要があります。

では、電池の寿命を知るにはどうしたらよいのか?という事ですが、
パソコンの内蔵電池の寿命が近づくとマシンの動作に不具合が頻発します。

タイトルにも書いたとおり、まずはじめに時計が遅れるなどの症状が出る事が一般的に多く、
時計設定が頻繁に狂うようになったら、内蔵電池交換のサインだと思った方が良いでしょう。

そのまま放置しておくと時計がおかしくなるだけではなく、
マシンのメモリが記憶している設定情報が消えて初期化され、正常にBIOSが起動できなくなります

という事で、今回の記事では電池交換について簡単に触れてみたいと思います。


まずはパソコンに内蔵されている電池の種類から。


【内蔵電池の種類】

デスクトップPCとノートPCに使われている内蔵電池は種類が異なり、
デスクトップPCには「CR2032」などという、
CR~(円筒形の二酸化マンガンリチウム電池)で始まる電池が使われている事が多いです。

CR2032

この電池は量販店などで非常に安価に入手する事ができます。

一方でノートPCによく使用されている電池は二次電池と呼ばれるもので、前述のものよりも長持ちします。
二次電池であればリード線がついているので見ただけでそれとわかります。

Thinkpad Edge13”の内蔵電池(青色・円形のパーツ)
Thinkpad Edge13”の内蔵電池

ただ、ノートに使用されている事の多い電池は個人では交換不可なものが多く
交換するとなるとメーカーに依頼しなくてはならない事が多いです。

とはいえ、必ずしもそのような設計にしているとは限りませんので、
電池が自分で取り外しできるような接続方法であり、
かつボタン電池が入手できるのであれば自己交換も可能です。

なお、いずれの場合も電池を交換する際は、必ず同じタイプの電池と取り替えてください。
どの電池が使用されているのかは、電池に記載された記号でわかります。

※電池の種類に関しては、IEC 60086(一次電池に関する規格)を参照


ちなみに・・ここで是非ともご紹介しておきたいのがThinkpad

当サイトのあちこちのThinkpad記事に記載している事なのですが、
Thinkpadではユーザーが全てのパーツにおいて保守作業を行えるよう、
各パーツの販売や、マシンの分解&パーツ交換の為のマニュアルを公開しています。
(→ Thinkpad製品のレビュー記事一覧はこちら)

もちろん、今回の記事のテーマである内蔵電池(バックアップ・バッテリー)に関しても例外ではなく、
各モデルで、下のような分解・取り付け方法がマニュアルとして公開されています。

バックアップ・バッテリーの取替え手順

私自身は、Thinkpadで内蔵電池の交換を行った事はありませんが、
昔、中古で購入したデスクトップPCの電池を交換した事はあります。

ノートPCの電池は大抵は長持ちするので、
私の場合、寿命が来る前に新しいマシンを購入する確率の方が高いのではないかと思います。


というわけで、疲れたので一旦記事を終えます。
続きはそれ程長くはないですが、次回の記事に掲載するつもりです。