前回のSL510のスペックなどを掲載した記事に引き続き、
SL510で行った各ベンチマークテストの結果を掲載してみました。

FINAL FANTASY XI

前回はスペックとともに、SL510のエクスペリエンスインデックスのスコアも掲載したのですが、
それに関してグラフィックス性能はやはり低いものの、
他の最新プロセッサを搭載したモデルと比較してそう大きく見劣りする事はないと述べました。

また現在SLシリーズが大幅に割引されているという事もあって、最新のパーツ等に拘らないのであれば、
なかなかコストパフォーマンスに優れたお買い得な製品であるという事なども述べました。

今回のベンチの結果においてもその意見には変わりがないのですが、
一体どの程度のスコアが出るのか?といった事に興味があったので、一通りのテストを行ってみました。

いつもと同様、他のThinkpad製品との比較も行っているので、興味がある方は目を通してみてください。

ベンチマークに使用したSL510の型番は28474ZJ
Win 7 ProCore2 Duo P8700搭載の、SL510の中では比較的高性能な部類に該当するモデルです。(最上位ではない)

なお現在、SLシリーズ各モデルは、キャンペーンで半額近い価格で販売されていますので、
購入を検討されている方は要チェックです。



では各ベンチマークテストの結果です。
エクスペリエンスインデックスのスコアについては、前に書いたSL510の記事をご参照下さい。


【CrystalMark 2004R3】

SL510で行ったCrystalMark 2004R3の結果です。

SL510でのCrystalMark 2004R3の結果

Mark ・・・ 80381
ALU ・・・ 24988
FPU ・・・ 22597
MEM ・・・ 12613
HDD ・・・ 9011
GDI ・・・ 7309
D2D ・・・ 1739
OGL ・・・ 2124

各項目に書かれている文字の意味は以下の通り。

CrystalMark 2004R3 各項目の意味

そして各モデル、Thinkpad T510X201Edge 13”とのデータの比較は以下の表のようになります。
今回比較に用いているモデルの詳細については、リンク先の記事をご参照下さい。

CrystalMark 2004R3 ThinkPad SL510 Thinkpad T510 Thinkpad X201 Thinkpad Edge 13”
Mark 80381 105553 107435 53932
ALU 24988 33041 34369 11945
FPU 22597 33382 34078 11997
MEM 12613 18671 19724 8928
HDD 9011 7495 6972 8227
GDI 7309 8917 8519 4655
D2D 1739 1765 1775 1792
OGL 2124 2282 1998 6388

比較に用いているT510やX201には、プロセッサにCore i5が搭載されています。
SL510にはCore2 Duo P8700が搭載されているのですが、やはり上にも書いたとおりプロセッサの値はT510やX201よりは低め。

全体としてはそこそこの性能を持ち合わせていると思います。


【3DMark06】

次にSL5103DMark06を行った結果です。

SL510での3DMark06の結果

3DMark score ・・・ 1014
SM 2.0 Score ・・・ 322
SM 3.0 Score ・・・ 387
CPU Score ・・・ 2161

やはり3D性能は低め。
SL510でゲームをするには厳しいスコアです。

3DMark06 ThinkPad SL510 Thinkpad T510 Thinkpad X201 Thinkpad Edge 13”
3DMark score 1014 1576 1575 958
SM 2.0 Score 322 466 461 307
SM 3.0 Score 387 642 646 379
CPU Score 2161 2808 2871 1156

このベンチマークに関しては、どのマシンもパッとしない結果に。
SL510、T510、X201、Edge 13”いずれのマシンもチップセット内蔵、またはCPU内蔵のグラフィックスを使用していますので、
3D性能に関しては日常的な作業を行うには十分ですが、3Dゲームや映像編集等の作業を行うには厳しいです。

複数のベンチの結果を見ると、T510、X201搭載のHD グラフィックスとSL510のGMA 4500MHDでは、
HD グラフィックスの方が3D性能は僅かに高いようです。(大差はありません)


【大航海時代 Online】

3Dオンラインゲーム「大航海時代 Online」のベンチマーク。

SL510での大航海時代 Onlineの結果

SL510 のスコアは・・・

平均 ・・・ 266~271

一応の目安として、スコアが150~299の間であれば、
大航海時代 Onlineを快適に動作させる事が出来るとあります。

では比較です。

大航海時代 Online ThinkPad SL510 Thinkpad T510 Thinkpad X201 Thinkpad Edge 13”
平均 266~271 314~319 330 500

性能なりのスコアです。

ちなみに、Edge 13”のスコアが一番高いという結果になっていますが、記載ミスや計測ミスではありません。
CrystalMark 2004R3等、他のベンチマークテストでも、
Edge 13”は3D性能は他のスコアに比べると少しだけ高めという結果が出ています。 あくまで少しだけ


【モンスターハンターフロンティア】

SL510で行ったモンスターハンターフロンティア ベンチマークの結果です。

SL510でのモンスターハンターフロンティアの結果

SL510のスコアは・・

平均 ・・・ 580~586

モンスターハンターフロンティア ThinkPad SL510 Thinkpad T510 Thinkpad X201 Thinkpad Edge 13”
平均 580~586 1098~1114 1010~1020 400

Core i5を搭載したT510やX201とは倍近い差があります。
頻繁にコマ落ちしており、快適とは程遠い映像内容でした。


【FINAL FANTASY XI】

最後はFINAL FANTASY XIのベンチマーク。

SL510でのFINAL FANTASY XI

SL510のスコアは・・

LOW ・・・ 3951
HIGH ・・・ 2540

FINAL FANTASY XI ThinkPad SL510 Thinkpad T510 Thinkpad X201 Thinkpad Edge 13”
LOW 3951 3804 3760 4000
HIGH 2540 2426 2392 2114

このベンチマークに関しては本当に僅かではありますが、
T510やX201のスコアよりSL510のスコアの方が高いという結果になりました。


ちなみに各ベンチマークは、どのマシンもできるだけ同じような状況で行うようにしています。
今回のモデルはどれもWindows 7を搭載していますが、
XPを搭載したマシン、Windows 7を搭載したマシン・・といったように、
環境の違いによってもベンチマークスコアは変わってきます

ベンチマークによってSL510のスコアの方が高かったり、Edge 13”のスコアが高かったりとムラがあるように見えますが、
ベンチマークプログラムの種類によって、CPU性能や3D性能、2D性能など、必要とされる性能の種類が異なるので、
上に記載したような感じでそれぞれスコアが異なってきます。

で、SL510の性能ですが、これまでの結果を見るとやはりグラフィックス能力は高くはなく、
3D系の処理性能を必要とする作業は難しいでしょう。

ただこのモデルでは、購入時のオプションで外付けのグラフィックスを選択できるようですので、
そのグラフィックスオプションを選択した場合はその限りではないと思います。
(どの程度の性能になるのかがわからないのですが)

CPU性能やHDDの速度に関しては、一般的な作業(ビジネス系の用途も含め)を行うには十分です。
遅くてイライラするなどといった場面は特にありませんし、画面も大きくて快適です。

データだけを見る限りではこのような印象↓

ネットブック < CULVノート < SL510 < Core i搭載の最新モデル

ただ、ディスプレイが光沢だと言う部分は、自分的にはネックです。
この辺は好みもあるかと思いますが・・・

以上、ベンチマークのスコアでした。
Thinkpad SL510の性能やスペック、操作性などに関しては、次の記事でまとめます

※SL510の記事が終わったらIdeaPad U450p、そしてThinkpad W510の記事を掲載します。
IdeaPad 、出た当初は魅力的に見えなくて好きではなかったのですが、このU450pは結構面白かったです。
ネットブックのIdeaPadはやはり今でも好きではありません。
あとThinkpad W510は非常に高性能で、これまた面白いモデルです。