2010年4月12日、シャープが4原色表示方式採用の3D対応液晶テレビ「AQUOS」を、
今年の夏に投入するとの発表がありました。

少し前の記事「3.4型の「視差バリア方式」採用液晶ディスプレイ」にも書いた、
タッチパネル式の3D対応液晶とあわせ、「3D映像時代を築く」との意気込みだとか。

今回発表された「AQUOS」は、RGB(光の3原色)の入力信号にY(黄色)を追加した4原色での表示方式を、
世界で初めて採り入れた3D液晶テレビだそうで、
他メーカーの同等製品にも多く採用されているアクティブシャッター眼鏡方式()を採用。

その際、映像が暗くなったり二重像が発生してしまうという問題を独自の技術で克服し、
鮮やかな映像と高輝度を実現しています。

※アクティブシャッター眼鏡方式とは、左目・右目用の画像を交互に表示、
その表示にあわせて液晶シャッターを開閉する方式の事だそうで、専用の眼鏡を必要とします。



3D対応の液晶新製品が、次々と各社から登場していますが、
これを受けて、欲しい・購入しようと思われる方がどれだけいるでしょうか?

一般的に3D映画などの3Dコンテンツに関しての意識調査として、3Dの魅力は「一体感」だという声が多くあり、
特に大画面の映画では、SFやファンタジーなどの非日常を自らの体験のように感じる事ができる為、
満足度も非常に高いものになっているようです。

今回発表されたような、3D対応テレビにおいても、
映画で実際にみたような立体感のある3D映像を楽しむ事ができるのだとは思いますが、
それが果たしてユーザーの期待する3D映像を得る事ができるものなのかと考えた時、
現時点ではその点に疑問を感じざるを得なく・・・

もちろん3D関連の液晶製品の需要は今後伸びていくとは思いますが、
「そこにいる」という一体感の魅力と、映像が飛び出す面白さとはまた異なるような気がします。

今後、どのような関連製品やコンテンツが出てくるかによって、
3D対応液晶の需要は大きく変わるでしょうが、一般的になるのはまだまだ先の話ではないかなと思っています。


3Dコンテンツ・・・と言えば、少し前にソニーとFIFAが、
FIFAワールドカップの25試合を3D映像化するとの発表がありました。

FIFAがワールドカップ25試合の会場にソニー製のカメラを(14台/7セット)を導入、
米国ESPN、スペインSogecableなどが3D放送、世界26カ国のデジタルシネマなどでも、
3Dのパブリックビューイングが行われる予定だそうです。(その他の放送は、順次発表)
ソニーとFIFA、3Dで撮影するワールドカップ25試合を発表

3D対応液晶が普及し、このような放送をテレビでも一般的に流すようになれば、テレビを観る人も増えそうですね。
私自身もテレビは好きではないので現在は殆ど観ませんが、3Dだったら日常的に観るようになるかもしれません。