先日の事になりますが、昨年末より概要が明らかにされていたインテルの開発中のプロセッサ
Single-chip Cloud Computer(SCC)」が、今年中にもコンピュータ研究者達に対し、
無料で提供される予定だと言う事が発表されたそうです。

このSCCはなんと48ものコアを持つマルチコアプロセッサで、
各コアの動作周波数は1.66GHzや1.83GHz程度のAtomと同じ程度。

必要に応じて稼動コア数を変える事が出来る為、
軽い処理ならば消費電力を25W程度に抑える事も可能だそうです。

このようなマルチコアプロセッサは、シングルコアのプロセッサに比べて
同じ性能であっても各コアのクロック数を抑える事が出来る為、
高い処理能力を保ちながらも熱の発生を抑える事が出来る=省電力性能に優れるというメリットがあります。

・・というよりも、シングルコアでは処理性能の向上に限界があるため、
より高い演算能力を求めるのであれば並列化が必要不可欠なのです。

しかし、6コア、8コア・・12コア(AMD)とまできて、
急速にコア数が増加しているなあと思っていたら、48コアのプロセッサとは・・

ちなみに肝心の性能の方ですが、
現在市場で利用されているCoreシリーズのプロセッサよりも約10倍から20倍高速だと言われているそうで、
今回の48コアプロセッサに関しては、そのものを商用として利用する事は出来ないかもしれませんが、
これを元としたプロセッサが将来登場するであろう事が想像されます。

でも48コアともなると、特殊な用途での利用でしか本来の速度を実感する事は難しそうですね。
一体今後、どの程度まで性能が追求されればひと段落着くのでしょうか。