少し前の記事(X201iってなんやねんという件について)にも書きましたが、
Xシリーズの新製品 X201iとかT410iには、これまでのThinkpadでは見慣れない「i」と言う文字が付いています。

これが一体何を意味するのかという事について、
前の記事ではプロセッサの種類が異なるだけで後の仕様は同じ・・だと言うような事を述べました。

下位のプロセッサを搭載したモデルには、製品に刻印される製品名称に「i」が付けられ、
通常のX201X410とは区別されています。

今後発売されるモデルにおいても、多分廉価版には「i」がつくでしょうから、
「i」がプリントされたモデルはなんだか「安いモデルです」と主張されているようで、
気分的にちょっと・・なんて思ってしまうのは私だけでしょうか。

しかし実際のところiありのX201iと、iなしのX201ではどの程度の差があるのか?
X201X201iT410T410iになってしまう、その差ってどの程度のものなのかなと。

そんな風に思ったので、X201とX201i、T410とT410iの違いをそれぞれ表にしてまとめてみました。




【X201とX201i】

以下、Thinkpad X201とX201iのプロセッサ、および価格の違いです。

同じ構成・・という事ですが、X201では標準で無線LANが搭載されていないので、
X201の価格には「ThinkPad b/g/n」の追加料金¥1,050円を含めて掲載しています。

また、X201のプロセッサに関しては、標準構成時のものを掲載しています。

モデル X201 X201i X201i
プロセッサ Core i5-520M Core i3-330M Core i5-430M(+¥10,500)
ダイレクト価格 ¥219,135 ¥203,385 ¥213,885
キャンペーン価格 ¥120,960 ¥104,790 ¥115,290
X201との差額 0 ¥16,170 ¥5,670

上記のようにX201iでCore i3-330Mを選択した場合、X201との差額は¥16,170
X201iでCore i5-430Mを選択した場合、X201との差額は¥5,670

各プロセッサの性能の違いについては、また後述します。



【T410とT410i】

次にT410T410iの違いです。

T410iのプロセッサはCore i3-330Mのみ、
T410のプロセッサは、標準構成時のCore i5-520Mを掲載しています。

モデル T410 T410i
プロセッサ Core i5-520M Core i3-330M
ダイレクト価格 ¥202,440 ¥186,690
キャンペーン価格 ¥112,980 ¥99,960
T410との差額 0 ¥13,020

T410とT410iの差額は¥13,020
※キャンペーン価格での差額です。

それでは次に、各プロセッサの内容を比較してみたいと思います。


少し細かくなって見辛いのですが、
以下は、今回比較を行っているX201とX201i、およびT410とT410iに搭載されているプロセッサの詳細です。

プロセッサー コア数/スレッド数 動作周波数 スマート・キャッシュ 製造プロセス ターボ・ブースト ハイパースレッディング HD グラフィックス 搭載モデル
i5-520M 2 コア/4 スレッド 2.40 GHz (TB時最大 2.93GHz) 3 MB 32 nm T410X201
i5-430M 2 コア/4 スレッド 2.26 GHz (TB時最大 2.53GHz) 3 MB 32 nm X201i
i3-330M 2 コア/4 スレッド 2.13 GHz 3 MB 32 nm × グラフィックスにはGMA 5700MHD T410iX201i

これをみるとわかるとおり、iのつく製品とそうでない製品の違いは、単純にいうと動作周波数の違いという事になります。
(i3-330MのみグラフィックスがGMA 5700MHD)

T410とT410iの場合
2.40 GHz (TB時最大 2.93GHz) or 2.13 GHz(TB機能なし)
差額¥13,020

X201とX201iの場合
2.40 GHz (TB時最大 2.93GHz) or 2.26 GHz (TB時最大 2.53GHz) or 2.13 GHz(TB機能なし)
差額¥5,670~¥16,170

動作周波数の僅かな数値の違いが、性能にどの程度の差を及ぼすのかは明確ではありません。

ただ自分の考えとしては、通常よりも性能が下だと言う事を承知の上で廉価版モデルを購入するのですから、
最も下位のモデル「i3-330M」を選択するならば、T410iやX201iを購入するのもありかなと・・
それなりに価格の差もありますし。

ただ、X201iでもうひとつ選択可能なプロセッサ「i5-430M」に関しては、
X201の上位モデル「i5-520M」と比較して

X201  i5-520M:2.40 GHz (TB時最大 2.93GHz)

X201i  i5-430M:2.26 GHz (TB時最大 2.53GHz)

差額¥5,670

と差は僅か。
しかし差は僅かなのにも関わらず、i5-430M搭載モデルに刻印される製品名は「X201i」です。

なのでもしも自分が購入するのであれば、差額の「¥5,670」を追加して、
X201iではなく「i」のないX201にグレードアップするかなと思うのですが・・・


最後に結論としてまとめると、中途半端な「Core i5-430M」のX201iを選択するのであれば、
思い切って「Core i5-520M」を搭載したX201を選ぶ方が良いのではないか?という事です。

ちなみにT410iに関してはi3-330Mしか選択できないので、
差額¥13,020の「i」付きモデルを選ぶ意味もあるかと思います。
※この差額は現時点のもの

とはいえ、これは私の意見ですので「i」が付こうが付くまいがどうでも良いという方には、どうでも良い話です。
通常モデルと廉価版がどのように違うのか、と言う部分だけを参考にしていただけたらと思います。