ThinkPad X200sでベンチマーク その2
X200sで行ったベンチマーク結果の続きです。
前の記事はこっち→ X201じゃ無いけど・・X200sでベンチマーク その1
筐体の写真はこっち→X201sの前モデル X200sはこんなマシンですよ
ここでは前の記事で載せきれなかった、残りのベンチマークテストのデータを掲載します。
(私、文章に脱線が多いので、一つの事書くだけでもやたら長くなっちゃうんですよ)
ちなみに、定番のベンチマークプログラムといえば、
Futuremarkの「PCMark05」や「3DMark06」が思い浮かびますが、
X200sでは「PCMark05」も「3DMark06」でもきちんとした数値が測定できなかったので、この2つは省いています。
前から思ってたこと、PCMark05ってデモ映像が微妙に面白くないですか? 下はBIOHAZARDのベンチマーク映像
では、もう余計な事書いて脱線しないように、早速X200sのベンチマークテストの結果です。
しつこいようですが、使用したのは型番「74624SJ」のモデル。
初期導入OSはVista Businessですが、Windows XPにダウングレードされています。
Core2 Duo SL9300にGS45 チップセット、グラフィックスはチップセット内蔵のGMA 4500 MHD、
DDR3メモリを1GB、5400rpmのHDD・・・というちょっと半端な感じの構成で、
この内容だったらX200でも良いのではとチラッと思ったり・・
OSがXPにダウングレードされていますが、
もし初期のままVistaだったとしたら、この構成ではちょっと苦しいのではないかと思います。
なお新製品のX201やX201sには、この前モデルX200sと同じ筐体が使用されています。
(とはいってもX200sにはウルトラナビはありません 新製品ではウルトラナビ付きモデルが選択可能です)
筐体が同じといっても、新製品のX201とX200では当然スペックは大きく異なりますが、
インターフェース等の外観に関してはX200sを参考にする事ができると思います。
では以下、ベンチマークです。
【大航海時代 Online】
大航海時代 Onlineは、少々グラフィックスの能力が低くてもまあまあ快適にプレイする事が可能な3Dゲーム。
ベンチマークテストの数値が「300」以上あれば快適にプレイできるとされています。
X200sのデータと、他モデルのデータを比較すると・・
大航海時代 Online | Thinkpad X200s | ThinkPad Edge 13” | Ideapad s10-2 |
平均 | 180 | 500 | 106 |
Thinkpad X200sが180、Thinkpad Edge 13”が500、Ideapad s10-2が106。
Edge 13”以外は300に満たないですね。
まあどんぐりの背比べのようですが・・・
ちなみにですね、どこのメーカーだとはここでは書きませんが、
17.3型/Core i7-820QM/128GBのSSDと500GBのHDD(7,200rpm)/GeForce GT 230M
という構成のノートPCではどの程度の数値が出るかというと・・・
約2100という高数値。
しかし外付けのグラフィックスですし、Core i7プロセッサですし、SSDと7200回転のHDD搭載ですし、
やはりそれなりの価格はしますので、もしもこれでスペック低ければ逆にちょっと問題ですよね。
どこにお金かかってるんだみたいな
このマシンはX200sとは関係ないですが、スペックの高いノートPCだとその位の数値が出るということです。
あー・・X201シリーズでベンチマークやってみたい
ベンチマークやった結果をウェブであげる人とかいるでしょうけど、自分で確認したいんですよ。
では次です。
X200sで行った、モンスターハンターフロンティア ベンチマークの結果。
モンスターハンターフロンティアは3500以上で快適だそうですが、
上の写真はどうみても快適な数値が出ているようにはみえないですね。
はじめの大航海・・・は、映像を見ている分には普通に表示されていたのですが、
モンスターハンターフロンティアでは明らかにこま落ちしている部分がいくつかありました。
また比較してみます。
モンスターハンターフロンティア | Thinkpad X200s | ThinkPad Edge 13” | ThinkPad T61 |
平均 | 450~470 | 500 | 300 |
えーとですね、また先ほどと同じマシンで比較と思ったのですが、
Ideapad s10-2のモンスターハンターフロンティアのデータが無かったので、
今度はThinkpad T61のデータを出しました。
T61は自分のですが、グラフィックスはチップセット内蔵なので映像関連の性能はあまりよくありません。
加えて搭載OSがVistaなので、元々が重いです。
XPだったらもう少し良い値が出るのではないかな? と持ち上げてみる
なお、新製品のX201シリーズではグラフィックスにプロセッサ内蔵のものを利用しています。
これの性能がどの程度のものなのかまだ把握していないのですが、かなり気になります。
X201シリーズでベンチマーク・・・
ちなみに、スペックの高いマシンでモンスターハンターフロンティアを行ったら、
どの程度の数値が出るのでしょうか。
また先ほどの高性能マシンのテスト結果を掲載してみます。
(17.3型/Core i7-820QM/128GBのSSDと500GBのHDD(7,200rpm)/GeForce GT 230M)
3600~3700。
やはり数値は高いですが、このゲームは3500以上で快適とあるのでギリギリ・・
それを考えるとそれ程でもないかも?
もちろん、快適にプレイできる目安という事なので、これ以下でもきれいに表示されてます
それではこんなのはどうでしょう?
数値は13000~14000。
文句なしの超高性能です。
とはいってもノートではなく、昨年発売された某メーカーのデスクトップですけど・・
しかもやはり高価。
主な構成は、10000rpmのHDD(RAID 0)、GeForce GTS250、12GBのメモリ、
プロセッサにはなんとCore i7 975EE(3.33GHz)等等・・
Core i7 975EEは昨年追加されたデスクトップ向けの最上位プロセッサです
すいません、また横道に逸れかかっています。
高性能なものだと、この位の数値が出るんですよという事です。
次はおなじみFINAL FANTASY XI。
FINAL FANTASYは、昔プレステでやっていたので懐かしいです。
今はゲーム自体やらなくなってしまったのですけどね。
基本、何かをこつこつと集めていく地味な作業が好きなので、RPGって好きです。
経験値とかお金(ゲームのね)とかレアアイテム集めとか、いくらでも遊べるので・・
徹夜で経験値ためるとかね、今思うとものすごく時間の無駄根気ありましたね
FF XIでのX200sの値は、LOW=3456/HIGH=2331。
快適にゲームできる目安の数値は、4000以上。
ちょっと苦しいですけど、多分このスペックではゲームしませんので問題ないでしょう。
しますよって人は頑張ってくださいね
以下比較です。
FINAL FANTASY XI | Thinkpad X200s | ThinkPad Edge 13” | Ideapad s10-2 |
LOW | 3456 | 4000 | 1436 |
HIGH | 2331 | 2114 | ― |
Ideapad s10-2の「HIGH」の値がないのは、
スペックの問題でHIGHモードでのベンチマークを行う事ができなかったからです。
ここでまたハイスペックモデルでのFF XIベンチマーク結果・・と思いましたが、
きりが無いので次にいこうと思います。
疲れてきたのもある・・ 一応これでも仕事してるのでね
残りは手早く行きます
デビル メイ クライ 4のベンチマーク結果。
Dです(一番下。上はS)
まあ当然ですね、そこそこ性能の高いマシンでもDですから・・
(fpsという数値は同じDでも異なりますけど)
IdeaPad S10-2ではベンチマーク自体できませんでした。
T61もEdge 13”もDです。
ちなみに先ほど上でご紹介した17.3型、Core i7-820QM、
GeForce GT 230Mといった構成の高性能ノートPCでは・・
Bランク。
高性能デスクトップ(Core i7 975EE搭載の)では・・
Sランク。
BIOHAZARDのベンチマーク結果。
これで最後です。
他にもまだX200s関連のデータや画像があったような気がしますが、
画像はリサイズやリネーム等の編集を行っていませんし、それ以前に探さないと出てこないので・・
X200sの結果は、4.6fpsのCランク。
IdeaPad S10-2ではベンチ自体行えなかったので、データはなし。
Edge 13”のデータがありました。
Edge 13”は6.3fpsのCランク。
もうついでです。
上でも掲載した17.3型の高性能ノート(Core i7-820QM、GeForce GT 230M)のBIOHAZARDベンチ結果。
Core i7-820QM、GeForce GT 230M搭載ノートでは、33.4fpsのBランク。
最後。
高性能デスクトップ(Core i7 975EE、GeForce GTS250搭載)のBIOHAZARDの結果。
これはすごい 105.9fpsのSランク。
映像までシリアスな感じになってます。
ちなみに、後半のベンチマークテストにある「ランク付け」は単なる目安です。
能力は、一緒に表示されている「fps」という値を見てください。
【fpsとは】
1秒間に何枚の画像を表示しているかの値。
この数値が高いほど「短時間で沢山の画像を表示できる=映像が滑らか」という事になります。
以上で、X200sのベンチマークテストの結果の掲載は終了です。
なお、同時に掲載した各マシンのデータは、昨年末に行ったものですので、
現時点でもそうであるとは限りませんので、参考程度にお願いします。
しかし、X200sのベンチ結果を書いているんですけど、
途中、何の記事かよくわからなくなってますね。 そもそもなんでX200sの記事を書いたのか
新製品X201シリーズが登場
↓
そのX201sの前モデルである、X200sの事(性能とか価格とか)を調べている人がいるみたい
↓
X200sのデータが手元にあった
↓
じゃあ掲載しようかな
というわけですね。
ちなみに何度も書いていますが、
X200sはカスタマイズを行えるモデルですので、性能は構成によって異なります。
また、今回の新製品X201sとは構成が全く異なりますので、参考にはならないと思います。
ただ筐体はキーボードもインターフェースもそっくり同じですので、
↓こちらの記事などを参考にしていただけたらと思います。
X201sの前モデル X200sはこんなマシンですよ(筐体の写真を掲載してます)
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